コロナ禍での会食「内規」

平河町__2017年1月18日

 菅義偉首相が新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種をしたのが3月16日、さらに2回目を4月6日に受けた。【本根優】

 では、日本医師会の役員の接種はどうなっているのか。「医療従事者枠なのか、それとも高齢者枠なのか」などと、医師会内外で耳目を集めていた中、関係者によると、日医役員は順次、ワクチン接種を行っている。

 例えば、ワクチン供給の見通しが全く立っていない時期に「首相が1番で、私が2番」と吹聴していた中川俊男会長は、菅首相に続くように、3月17日に1回目、4月7日に2回目の接種を受けたという。

 さて、その日医。厚生労働省老健局の深夜会食騒動があったから「慌ててつくった」わけではないだろうが、このタイミングで「コロナ禍における会食に関する内規」を作成し、4月7日に都道府県医師会に事務連絡を発出した。

 内規によると、基本方針では役職員に「新型コロナウイルス感染症が拡大することのないよう、強い自覚をもって行動する」ことを求めている。さらに役職員が「外部関係者と会食をともにすることは、原則禁止」とする。また「役員間、役職員間及び職員間の会食も原則禁止」とする。

 ただし、例外的な取り扱いもある。「会食の目的が会務運営上やむを得ないものである場合に限り」、会長の許可を得て実施ができる。それでも、感染対策が十分にとられた店舗で、「大人数や長時間にわたる会食、マスクなしでの会話は厳に慎む」ことを求める。加えて飲食店の営業時間短縮に関しても「利用者として厳守する」よう釘を刺している。

 このように中身を順を追ってみていくと……、

 やはり老健局と「同じ轍を踏まない」ための内規のように、どうしても映ってしまうのである。

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