日医の常任理事増

六義園前_2022年10月10日

 「10人と14人ではえらい違いだ。3人の副会長の位置付け、筆頭の常任理事の重みなど、さまざまな影響が出るだろう」(厚生労働省幹部)。1年以内に日本医師会の執行部に変化が起こることについて、さまざまな憶測が霞が関や永田町で出ている。【本根優】

 日医執行部は現在10人の常任理事の増員を図り、14人体制とする方針だ。会内に「定款・諸規定検討委員会」を立ち上げ、必要な定款改正を議論し、23年3月を目途に定款を変更。同年6月の代議員会で、選任・選定すれば、松本吉郎会長の任期中(24年6月まで)に常任理事14人体制が実現する見通し。

 松本会長は、22年6月の会長就任後の代議員会などで「多様化する会務に資する有能な人材を全国から広く発掘、登用し、適材適所に配置することは会務遂行能力を一段の向上を図るためにも避けて通れない」と表明。加えて「できた余力を組織力強化とか、政界、財界、関係団体とのコミュニケーションを図ったり、勉強をさせていただいたり、そういったところに力を注げたらいい」と語っていた。

 関係者によると、増員となる4人の常任理事に対しては、職務分担を割り振るほか、日医から都道府県、郡市区に至るまで、医師会の組織強化の一環として、全国を回ってもらうことも想定しているという。

 日医の常任理事ポストは、厚生労働省にとどまらず、国のさまざまな審議会や検討会などで委員を務める、いわば“実働部隊”。全国のブロックが推す候補が常任理事入りするケースも多く、4人増員で人材輩出の流れや地域バランスに変化が起こる可能性が高い。

 こんな話もある。医療関係の自民党議員の1人は「そろそろ日医は次の参院選に出る組織内候補、つまり羽生田(俊)さんの後任も決める時期では? その4人からの起用もあるのではないか」と予想する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 自民党公約の「社会保障」

    自民党公約の「社会保障」

  2. 薬師岳山頂

    最低薬価と流通改善

  3. 国会前_2023年9月29日(医療保険部会へ)

    新体制での自民・厚労部会

  4. 法務省前_2021年3月26日

    牧原厚労部会長

  5. 日比谷公園前_2022年8月9日

    次の厚労部会長は?

  6. 和田倉噴水公園_2020年11月11日

    日医・中川会長への礼賛

  7. 小林鷹之氏の主張

    小林鷹之氏の主張

  8. 横浜_2022年11月6日

    新薬創出等加算の「穴埋め」

議事録のページ総合
総会議事録のページ
材料専門部会議事録のページ
■ 議事録のページ【小委・分科会】

第642回中医協総会(2026年1月16日)【速記録】

第642回中医協総会(2026年1月16日)【速記録】

第246回中医協・薬価専門部会(2026年1月16日)【速記録】

第246回中医協・薬価専門部会(2026年1月16日)【速記録】

第135回中医協・材料部会(2025年12月26日)【速記録】

第135回中医協・材料部会(2025年12月26日)【速記録】
PAGE TOP