次の厚労部会長は?

日比谷公園前_2022年8月9日

 自民党は、すでに決まった党役員以外の人事について、8月30日の総務会で了承することを目指している。旧統一教会との関係性をめぐって窮地に立つ、萩生田光一政調会長の下、厚生労働部会長には誰が起用されるのか。【本根優】

 民主党政権から自民党政権に戻って、もうすぐ10年の節目を迎える。この間、自民党では福岡資麿氏、丸川珠代氏、高鳥修一氏、古川俊治氏、渡嘉敷奈緒美氏、橋本岳氏、小泉進次郎氏、平口洋氏、再び福岡氏、そして牧原秀樹氏が厚労部会長を務めてきた。
 
 党人事に合わせて、ほぼ1年交代というサイクルが通例となっている。

 厚労族中堅が語る。「次の部会長候補は田畑裕明氏、小島敏文氏、三ッ林裕巳氏あたりだろうが、小島氏は復興副大臣で政府入りした」

 そこで、田畑氏か三ッ林となった場合、どちらも萩生田氏と同じ安倍派の所属。ただ、田畑氏は地元県議出身なのに対し、三ッ林氏は医師出身。「厚労副大臣に羽生田(俊)さん、政務官に本田(顕子)さんと、医師、薬剤師が入ったことを考えると、部会長まで医師(三ッ林氏)というのは、いかにもバランスが悪い。牧原氏の次では、埼玉・埼玉ともなってしまう」(同)。

 そうすると「田畑氏が有力」となるが、旧統一教会問題の「炎上度合い」によっては、政府・自民党全体に関して、すでに決定、内定または調整中の人事に関しても、手を加える必要性が生じかねない。

 党内でもう一つ重要な厚労関連のポストが社会保障制度調査会長。これまで加藤勝信氏が務めてきたが、加藤氏は3度目の厚労相登板が決まった。

 後釜として、名前が挙がるのが、元厚労相で新たな「厚労族のドン」と言われる田村憲久氏、前厚労相の後藤茂之氏、元厚労相で岸田派事務総長の根本匠氏。岸田派関係者は「党内の社会保障論議云々より、まずはコロナ対策にどう人材をあてがうかになるだろう」と見通す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 桜島_2020年10月3日

    「下村議連」 新たな火種か

  2. 勝関橋_2022年3月14日

    福島県沖地震の影響

  3. 日銀通り_2021年3月26日

    コロナ専用病床へのバラマキ政策

  4. 上野恩賜公園の鑑真銅像_2023年3月30日

    「医政」の意味

  5. 皇居前_2021年11月25日

    公的保険と認知症薬

  6. 厚労関係議員の推薦状況

    厚労関係議員の推薦状況

  7. 和田倉門_2020年12月22日

    毎年と中間年の意味

  8. 「落選危機」の自民厚労関係議員

    「落選危機」の自民厚労関係議員

議事録のページ総合
総会議事録のページ
材料専門部会議事録のページ
■ 議事録のページ【小委・分科会】

第659回中医協総会(2026年10月7日)【速記録】

第659回中医協総会(2026年10月7日)【速記録】

第249回中医協・薬価専門部会(2026年10月7日)【速記録】

第249回中医協・薬価専門部会(2026年10月7日)【速記録】

第80回中医協・費用対効果部会(2026年9月30日)【速記録】

第80回中医協・費用対効果部会(2026年9月30日)【速記録】
PAGE TOP