「相澤節」炸裂

パレスホテルから霞が関_20230824

 四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)は1月10日、都内のホテルで「新年会員交流会」を開いた。会場を沸かせたのは、ほどよくアルコールが回った日病の相澤孝夫会長だった。 【本根優】

 「明るく、強く、言葉で、新年おめでとーーーー!」

 絶叫から入った相澤会長は「病院経営は大変厳しいが、厳しい厳しいと言っていても何も解決しません。解決には行動しかないんです。我々は解決に向けて行動する。それをやろうじゃないか。病院としての新しい価値をつくるんだ」と集まった医療関係者に呼び掛けた。

 さらに「正直、病院に対する仕打ちは決して、温かいものではない。病院はそれに耐えてきて、ついに耐え切れなくなった。耐え切れなくなったら謀反を起こすしかない。それくらいの強い気持ちがないと乗り越えられない」と訴えた。

 解決手法としては「データを作って、行動してみんなにわかってもらう。厚労省や財務省じゃない。国民のみなさんに、病院の何が大変なのか、病院はなんで困っているのか、わかってもらう必要がある」と力説した。

 かつて相澤会長の相澤病院(長野県松本市)を舞台に「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」というテレビドラマ(テレビ東京系)が制作された。相澤会長は関係者に「またドラマをつくってください」と言われたとしながら、今度は「病院の潰れ方でしょうか。それとも病院の未来の作り方でしょうか。どっちがいいのか。未来は頑張ってつくるものです。これから頑張りましょう」とアピールした。会場からは、拍手が沸き起こった。

 その直後には、福岡資麿厚労相が登壇。「労働紛争の現場に入ったような気が……」と笑いを誘いつつ「役所から、余計なことを言わないように、原稿を預かっているので」と、無難な挨拶にとどめて会場を後にした。

 日本医師会の松本吉郎会長は巳年にあたり「蛇は後退しない。前進あるのみ。強い気持ちで諸課題に対応したい」と意気込みを語った。加えて、診療報酬の期中改定の必要性に言及し「それだけ医療界がひっ迫していて、厳しい状況にある」と説明。7月の参院選での釜萢敏氏(日医副会長)当選に向け「思いを結集して医政活動を行っていきたい」と抱負を述べた。

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