“あぶない”医師候補たち

国会前_2021年3月26日

 10月31日投開票の衆院選に立候補している自民党の医師候補(小選挙区)は7人いる。国光文乃氏(茨城6区)、松本尚氏(千葉13区)、三ッ林裕巳氏(埼玉14区)、安藤高夫氏(東京9区)、今枝宗一郎氏(愛知14区)、清水鴻一郎氏(京都6区)、大隈和英氏(大阪10区)の7人だ。【本根優】

 中山太郎氏や自民庄三郎氏の引退後、自民党医系議員の中心だった鴨下一郎氏は政界を引退した。

 マスコミ各社の調査、自民党の調査などから、「7人を3つのグループに分けることができる」(日本医師会関係者)という。

 ①優勢―2人
 ②拮抗―3人
 ③劣勢―2人

 ①の筆頭は今枝氏。自民党支持層を手堅くまとめ、優位に立っている。三ッ林氏も日本共産党や国民民主党の候補を大きく引き離している。

 次は②。国光氏は元厚生労働省医系技官で、課長補佐時代には保険局医療課にも所属し、費用対効果評価制度の創設などに携わった。

 丹羽雄哉元厚相の地盤を引き継ぎ、2期目当選をめざす中、前回同様、立憲民主党の候補と接戦を繰り広げている。

 残る2人はともに、不祥事議員の後を受ける。安藤氏は、公職選挙法違反で議員辞職した菅原一秀元経済産業相の後釜。松本氏は、緊急事態宣言中に高級会員制ラウンジで遊んで離党した白須賀貴樹氏の後継だ。松本氏はドクターヘリの第一人者として知られ、ドラマ「コード・ブルー」の医療監修も手掛けている。

 安藤氏は立民候補との戦い。松本氏も立民候補と激しく競り合っている。

 ③に当たり、落選危機と言われるのが、清水氏と大隈氏。清水氏は立民のベテラン、山井和則氏に大きくリードを許す展開。大隈氏も、全国的な知名度を誇る立民の辻元清美副代表が優位に立つため、日本維新の会候補と争い、辻元氏の背中を追う状況。府医関係者は「相当厳しい」とこぼしている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 日本橋三越前_2022年6月27日

    檄文の違い

  2. 財務相前_2023年7月20日

    財務省の95年入省組

  3. 「睡眠科」はできるか?

    「睡眠科」はできるか?

  4. 交差点_2023年4月4日

    過去の“失敗”

  5. 夜の厚労省_2022年8月29日

    流通・薬価検討会の「人選」

  6. 自民党前_2021年6月25日2

    自民総裁選

  7. 日医役員選挙

    日医役員選挙

  8. 2020年8月、皇居前にて

    お騒がせ自見氏の去就は!?

議事録のページ総合
総会議事録のページ
材料専門部会議事録のページ
■ 議事録のページ【小委・分科会】

第590回中医協総会(2024年6月12日)【速記録】

第590回中医協総会(2024年6月12日)【速記録】

第70回中医協・改定結果検証部会(2024年6月12日)【速記録】

第70回中医協・改定結果検証部会(2024年6月12日)【速記録】

第589回中医協総会(2024年5月15日)【速記録】

第589回中医協総会(2024年5月15日)【速記録】
PAGE TOP