2022年6月15日(水)にオンライン開催され、YouTubeでライブ配信された
中医協・基本問題小委員会(第211回)の速記録(非公式)です。
弊社が独自に作成したものですので、
厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
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この日の中医協は、三本立てです。
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① 診療報酬基本問題小委員会 10:30 ~ 11:52
② 診療報酬改定結果検証部会 10:53 ~ 11:13
③ 総会 11:14 ~ 11:51
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小委員会は前回と同様、看護の処遇改善がテーマです。
6月10日の入院外来分科会の資料のほか、
同分科会での主な意見が示されました。
目新しい資料は「診-2」で、
6月10日の分科会の意見を1枚にまとめています。
モデル①-2と③-2に絞られていること、
両者のメリット・デメリットなどが記載されています。
現在の主な焦点は「外来も含めるか」ですが、
支払側内部でもまだ意見は統一されていないようです。
安藤伸樹委員(全国健康保険協会理事長)は
患者負担を考慮して外来を含めないとの見解。
松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は
明確な態度を示さず「慎重に判断していきたい」と述べました。
吉川久美子専門委員(日本看護協会常任理事)は
「入院患者の多くは外来や、
外来部門にある入退院支援センターなど、
そういった他部門との連携が非常に関わりがあることを考慮すると、
入院料に加算するかたち、①-2が適しているのではないか」
との見解を示しました。
同日の総会でも処遇改善がテーマとなり、
各委員から意見が出されました。
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