前回の総会は12分、今回は25分で閉会しました。6項目の議題で委員の発言ゼロ。今回は小休止でしょうか。次回は公聴会が予定されています。2022年度改定では公聴会後に短冊の議論を3回、そして答申となりました。【新井裕充】
1.基本小委(9:30~9:41)
2.薬価部会(9:45~9:59)
3.材料部会(10:05~10:14)
4.費用対効果(10:18~10:34)
5.総 会(10:45~11:10)
総会に先立ち開かれた各部会では、昨年末にまとめた骨子を踏まえた改正案を了承。これらを総会で承認しました。
【議 題】
① 診療報酬基本問題小委員会からの報告について
② 令和6年度薬価制度の見直しについて
③ 市場拡大再算定等について
④ 令和6年度保険医療材料制度の見直しについて
⑤ 令和6年度費用対効果評価制度の見直しについて
⑥ その他(令和4年度における保険医療機関等の指導・監査等の実施状況)
①は1月15日の医療技術評価分科会での検討結果が今回の小委員会に示され、それが総会に上がってきました。
②④⑤は、薬価・材料・費用対効果の各部会でまとめた改正案等です。
【今回の内容】
① 医療技術の評価、令和6年度改定以降の進め方等
② 令和6年度薬価改定に係る薬価算定基準の見直し
③ 市場拡大再算定、改定時加算の対象品目等
④ 特定保険医療材料の償還価格算定の基準等の改正案
⑤ 費用対効果評価に関する取扱いの見直し
⑥ 令和4年度における保険医療機関等の指導・監査等の実施状況
この中で新しいのは、改定時加算の対象品目が示されたことでしょうか。議題③です。
厚労省の担当者は「今回の薬価制度改革の1つの成果というか、こういったメッセージを引き続き出すことで、こういう同時開発をしっかり進めてドラッグロスやラグなどを解消する方向性をしっかりと示していければと考えている」と述べました。
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下記のファイルは、2024年1月17日(水)に都内で開催され、YouTube でライブ配信された第579回中央社会保険医療協議会(中医協)総会の速記録(非公式)です。弊社が独自に作成したものですので、厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
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