2023年5月17日(水)に都内で開催され、YouTube でライブ配信された
中医協総会(第545回)の速記録(非公式)です。
弊社が独自に作成したものですので、
厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
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総会のみ約1時間半の開催でした。
今回のメインテーマは議題5の「医療計画について」です。
【議 題】
1.医薬品の新規薬価収載等について
2.DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応について
3.在宅自己注射について
4.歯科用貴金属価格の随時改定について
5.医療計画について
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第8次医療計画(2024~29年度)を診療報酬でどのように後押しするか。
新興感染症への対応を除く5事業について「課題と論点」が示され、
約1時間にわたり委員が意見を述べました。
使用した資料「総-6」は表紙を含めて95ページ。
最終ページに5事業の論点が示されています。
この中で、委員の発言が多かったのは救急医療です。
(救急医療について)
〇 増加する高齢者の救急搬送等も踏まえ、適切な急性期入院医療の提供及び機能分化の観点から、転院搬送を含め、救急医療に係る評価の在り方についてどのように考えるか。
介護施設などの要介護高齢者が三次救急に搬送されないようにして、
さらに三次救急からの「下り搬送」を進め、いわゆる「出口問題」の解消につなげる狙いです。
長年にわたり議論されている救急問題について、これまでの議論とやや違うのは
「軽症患者」という表現ではなく、「高齢者」としている点でしょうか。
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