2022年10月5日(水)にオンライン開催され、YouTubeでライブ配信された
中医協・薬価専門部会(第188回)の速記録(非公式)です。
弊社が独自に作成したものですので、
厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
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9月14日以来、約1カ月ぶりの開催です。
この日は総会と薬価専門部会が開かれました。
総会の冒頭で、新たに診療側委員に就任した
日本医師会の茂松茂人副会長があいさつしました。
総会では、医療経済実態調査が議題に挙がり、
今後の方向性などをめぐり議論がありました。
久しぶりの盛り上がりと言えるでしょうか。
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1.総会 10:00 ~ 11:20
2.薬価専門部会 11:25 ~ 11:52
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総会に続いて開かれた薬価専門部会は
7月20日以来、約3カ月ぶりの開催で、
「令和5年度薬価改定」が議題となりました。
質疑の後半、調整幅をめぐる議論がありました。
松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は
「特段の議論もなく長年にわたり一律2%ーで固定されており妥当性に欠く」
とし、「早急に議論ができるようにデータの準備をお願いする」と求めました。
これに対し、長島公之委員(日本医師会常任理事)は
「調整幅の中には流通にかかるコストが全て組み込まれている」とし、
「コストの部分だけを切り出して調整すると、
今は均衡が取れている自由な市場取引のほかの部分のバランスが崩れる」
などと反論しました。
そこで松本委員が再び発言。
「調整幅に関するデータを提供していただきたい」
と改めて要望しました。
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