賃上げ対応について分科会の「とりまとめ」が示され、続く総会でも了承されました。【新井裕充】

　１．小委員会（8:30～8:42）
　２．総　　会（8:50～11:53）

　10分ほどで閉会し、続く総会に引き継がれました。質疑で診療側代表は「本日のご報告を受けまして、このあとの総会において議論したい」とコメント。支払側も「ご報告の内容、そして、ご指摘の内容を十分に尊重して判断させていただきます」と述べるにとどまりました。

　今回の小委員会に報告されたのは、１月17日の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」でおおむね了承された「とりまとめ」です。

　17日の分科会では、「とりまとめ案」の審議に先立ち、追加的な分析について議論。そのため、「とりまとめ案」では「追加的な分析に基づき追記を検討」としていました。

　17日の議論を踏まえ、今回の小委員会に出された「とりまとめ」では、４～５ページの「３．追加的な分析について」の箇所が追記されています。

　小委員会に尾形裕也分科会長が出席し、「とりまとめ」のポイントを説明しました。

　■ 尾形分科会長の説明（PDF：3MB)

　資料説明には「とりまとめ」の本文（診－１）を使用しましたが、「追加的な分析」の説明では別添資料編（診－１参考）のＰ49、52、54、58を紹介しています。

下記のファイルは、2024年１月26日（金）に都内で開催され、YouTube でライブ配信された第222回中央社会保険医療協議会（中医協）診療報酬基本問題小委員会の速記録（非公式）です。弊社が独自に作成したものですので、厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。

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