2023年1月18日(水)にオンライン開催され、YouTube でライブ配信された
中医協総会(第536回)の速記録(非公式)です。
弊社が独自に作成したものですので、
厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
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令和5年最初の中医協です。
①総会と ②薬価専門部会が開かれました。
総会は中断を挟んで約1時間、
薬価専門部会は5分ほどで終了しました。
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① 総会 10:00~10:05
<中断>
② 薬価専門部会 10:07~10:12
① 総会 10:17~11:17
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総会では、新委員が所属する部会などを決めて一時中断。
薬価専門部会に移り、その後、再び総会が開かれました。
診療側委員に新たに就任したのは、
日本薬剤師会の森昌平副会長です。
「薬剤師の委員として現場のことを丁寧に説明していきたい」
とあいさつしました。
再開後の議題2から7まで質疑での発言はなく、
議題8「令和6年度診療報酬改定に向けた検討の進め方」で議論がありました。
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マイナ保険証の普及に関わる「医療DX」について、
支払側から「患者や国民から意見を伺う機会を」との要望があり、
これに診療側委員が強く反対しました。
表紙の写真は、患者代表の立場である委員が
「なんかこう、構えることはなくてですね」と理解を求めている場面です。
どのようなヒアリングを予定しているのか不明ですが、
日本医師会の委員はどんな意見が出されるのか
すでに見えているのでしょうか。
かつて後発医薬品の使用促進や
明細書の無料発行などで激しい議論がありました。
今回も似たような雰囲気です。
「医療側の努力が足りない」
という結論に誘導されないように抵抗しています。
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