2022年7月20日(水)にオンライン開催され、YouTubeでライブ配信された
中医協・薬価専門部会(第187回)の速記録(非公式)です。
弊社が独自に作成したものですので、
厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
————————————————-
中医協の開催は約1カ月ぶりです。
事務局が新体制となり、最初の中医協です。
令和6年度の同時改定に向け、
前老人保健課長の眞鍋馨氏が医療課長として戻ってきました。
この日は薬価専門部会と総会が開かれました。
======================================
1.薬価専門部会 11:00 ~ 11:18
2.総会 11:24 ~ 11:38
======================================
薬価専門部会の開催は今年1月19日以来、半年ぶりです。
令和5年度の薬価中間年改定に向けた薬価調査について、
今後の方針が「論点」として示され、おおむね了承されました。
その主な内容は、以下の2点です。
―――――――――――――――――――――――
①令和2年度の薬価調査と同様とすること。
②薬価改定の具体的な内容は、まず薬価専門部会で議論し、
その上で総会に報告すること。
―――――――――――――――――――――――
質疑で、診療側の有澤賢二委員(日本薬剤師会常務理事)は
「薬価調査を令和2年度薬価調査と同様の方法を用いることとしており、
薬価調査の内容は通常改定とは異なる内容での調査実施となる」とし、
「通常改定とは差別しているものであるという認識で
議論を進めていくものと考える」と述べました。
一方、支払側の安藤伸樹委員(全国健康保険協会理事長)は
「今回の中間年改定と同様の調査対象の客体の数については、
減らすのではなくて、通常の年と同じような数にしたほうがいいのではないか」
と提案しました。
調査案は続く総会でも了承されましたが、
議論はありませんでした。
————————————————-
※ 定期購読の会員様は、パスワードを入力してダウンロードしてください。
● 登録読者には、独自に作成した速記録(非公式)をお送りしています。
● ご登録方法など、詳しい案内をご希望の方は、資料請求のページをご覧ください。