河野ワクチン担当相

桜田門外_2021年1月13日

 菅義偉首相は1月18日、新型コロナウイルスワクチンの接種を円滑に進めるため、河野太郎行政改革担当相にワクチン接種の担当を兼務させる方針を示した。厚生労働省幹部が「まさに寝耳に水」と明かすこの人事には、どんな背景事情があるのか。【本根優】

 菅首相は河野氏起用について「今回、体制を強化し、河野氏に全体の調整を指示した。(河野氏は)規制改革担当相としてそれぞれの役所に渡る問題を解決してきた」と語った。河野氏の発信力、突破力を期待しての抜擢ということだ。

 しかし、自民党の閣僚経験者は「人気のある河野氏を前面に立たせて、政権浮揚を狙いたいのだろうが、河野氏に調整力があるかどうかは疑問。調整力なら、(加藤勝信)官房長官に任せればいいはず」とこぼす。

 加藤氏周辺によると、河野ワクチン担当相に関して、加藤氏は「事前には伝え聞いていない」と不快感を示したという。

 ワクチンのロジ(流通)を担うのであれば、官房長官のほか、直接ワクチンに関わる田村憲久厚労相、地方自治体を所管する武田良太総務相、コロナと経済対策を担う西村康稔経済再生担当相など、さまざまな人事オプションが存在する。だが、菅首相は河野氏に白羽の矢を立てた。

 官邸官僚のひとりは「菅総理の“厚労省不信”が根底にある」と打ち明ける。医系技官らを軸にコロナ対応に当たっているが、「いつもスピード感に欠けることに、総理は苛立っている」。これまでも内閣官房の和泉洋人首相補佐官を中心としたタスクフォースがワクチン流通策を練ってきたが、より一層「官邸主導」を明確にするために、河野氏を担当相に据えたのだという。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 和田倉公園前_2021年1月10日

    日医会長はいつ接種!?

  2. 2020年末_江戸桜通り

    国会議員の会食

  3. 国会前_2020年9月18日

    菅首相発言にヒヤヒヤ

  4. 和気清麻呂像前_2020年10月21日

    衝撃の首相秘書官人事

  5. 日比谷公園の噴水_2020年11月11日

    田村憲久君を応援する会

  6. 皇居前、和田倉噴水公園付近_2020年11月19日

    遠慮したのに炎上の「中川発言」

  7. 和田倉門_2020年12月22日

    毎年と中間年の意味

  8. 日本銀行前の江戸桜通り_20200911

    菅氏とのパイプ

議事録のページ総合
総会議事録のページ
材料専門部会議事録のページ
■ 議事録のページ【小委・分科会】

第475回中医協総会(2021年2月10日)【議事録】

第475回中医協総会(2021年2月10日)【議事録】

第53回中医協・調査実施小委員会(2021年2月10日)【議事録】

第53回中医協・調査実施小委員会(2021年2月10日)【議事録】

第201回中医協・基本問題小委員会(2021年2月10日)【議事録】

第201回中医協・基本問題小委員会(2021年2月10日)【議事録】

第474回中医協総会(2021年2月3日)【議事録】

第474回中医協総会(2021年2月3日)【議事録】

第52回中医協・調査実施小委員会(2021年2月3日)【議事録】

第52回中医協・調査実施小委員会(2021年2月3日)【議事録】

第473回中医協総会(2021年1月27日)【議事録】

第473回中医協総会(2021年1月27日)【議事録】

第472回中医協総会(2021年1月13日)【議事録】

第472回中医協総会(2021年1月13日)【議事録】

最近の記事

  1. 和田倉公園前_2021年1月10日
  2. 霞門_2020年10月25日
  3. 日比谷_2020年9月8日
  4. 国会前_2021年1月27日
  5. 桜田門外_2021年1月13日
  6. 2021年1月13日の調査実施小委員会(オンライン開催)
  7. 国会前_2020年9月18日
PAGE TOP