日医連の組織内候補「公募」

日医連の組織内候補「公募」

 日本医師連盟(日医連、委員長=松本吉郎・日本医師会長)は今日5日から、25年次期参院選の組織内候補の公募を開始した。元自民党衆院議員の安藤高夫氏、元岡山県議の小林孝一郎氏がこれに応じる方向。日医連は1月中に組織内候補を決定する予定だが、紆余曲折も予想される。【本根優】

 日医連は公募にあたり、「経歴書(含む業績等)」「都道府県医師連盟推薦状」「本人承諾書」「政策(A4判2枚以内、2000字以内」の提出を求めている。

 本人承諾書では「選考結果にかかわらず、選挙で日医連推薦候補者必勝に向け最大限協力すること」「選挙前、当選後にかかわらず、日医・日医連と連携をとり、日医の医療政策実現に向け行動すること」「選挙における候補者の秘書・スタッフの採用は、日医連が主導して決定すること」「日医連推薦候補者となった場合には、選挙投票日までの間、当該選挙以外の公職選挙法に規定する公職の候補者(予定・内定を含む)とならないこと、参院選・衆院選の比例代表名簿に登録されている場合は速やかに辞退すること」を求めている。

 安藤氏は10年参院選で、日医連の推薦を受けて民主党(当時)比例代表に出馬したが、落選。その後17年衆院選で自民党比例東京ブロックから出馬し初当選。しかし、21年衆院選で東京9区(区割り変更前)に移ったものの落選し、バッジを失った。現在は自民党東京28区の支部長を務めており、次期衆院選の出馬準備を進めてきた。今回の公募で、組織内候補に決まれば、衆院選候補を辞退し、参院選に臨む意向だ。東京都医師政治連盟(委員長=尾﨑治夫・東京都医師会長)の推薦を受ける。

 一方、小林氏は11年に岡山県議に初当選し、3期を務めた。21年衆院選では自民党比例中国ブロックから出馬したが落選。日医では「未来医師会ビジョン委員会」の委員を担ってきた。岡山県医師連盟(委員長=松山正春・岡山県医師会長)の推薦を受ける。

 経験で勝る安藤氏と、若さを武器にする小林氏。日医連幹部のひとりは「実際の参院選で勝てる候補、票を多く集められる候補が必要だが、1人に選ぶのは容易ではない」とこぼす。
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