12月18日の中医協総会は激しい議論となった。14日の「持ち回り総会」を契機に中医協の在り方を問う声が支払側から出され、診療側が応戦。“公益裁定”のような形で決着した。【新井裕充】
厚生労働省は12月14日、小児診療や退院支援などを評価する方針を持ち回り形式の総会で決定。翌15日に第3次補正予算案を発表した。
17日、薬価改定や令和3年度予算案に関する大臣折衝があり、薬価の中間年改定の対象範囲などが決まった。
そして18日。持ち回り総会への批判を受けた対応か、厚労省は欠席委員を除く全ての委員を都内の会場に集め、“対面方式”の中医協総会が久しぶりに開催された。その模様はYouTubeでライブ配信された。
大臣折衝を踏まえ財源の見通しがついた厚労省はこの日、感染予防策などの取り組みを診療報酬上で評価する方針を提案。この質疑が荒れた。
詳しくは、こちらのPDFをご覧いただきたい。
→ 【抜粋】第470回中医協総会(2020年12月18日)【非公式議事録】
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