吉田学事務次官

日比谷公園_2021年2月28日

 厚生労働省は9月14日、局長級以上の人事を当日付で発令したと発表した。樽見英樹事務次官は「留任」という発表に間違いはないが、1ヵ月以内に退く見通しという意味ではミスリードと言える。【本根優】

 「タイミングをずらしているだけだ」

 官邸関係者によれば、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言延長で、次官人事も後ろ倒しになっている。樽見氏は1ヵ月以内に退任し、代わって吉田学内閣官房新型コロナ対策室長が事務次官に昇格することが内定しているという。

 これで樽見氏、吉田氏と2代続けて、コロナ室長→事務次官という人事が行われることになる。

 旧厚生省出身者の事務次官就任は5代連続。旧労働省出身の村木厚子氏以降、二川一男氏、蒲原基道氏、鈴木俊彦氏、樽見氏そして吉田氏とバトンが受け継がれる。

 そして、吉田氏の後任のコロナ室長には医系の迫井正深医政局長が就く見通しだ。その準備のため、すでに内閣官房に異動し、コロナ室次長を務めている。

 今後注目されるのは、1年またはそれ以上先に実施される次の事務次官人事だ。
 ここ2代の事務次官待機ポストであるコロナ室長に医系の迫井氏が起用されることに、事務系のキャリアたちは身構える。国会関係者は「“迫井次官”の可能性が出てきた」と喧伝する。

 一方で、それを否定する噂として「迫井氏は次官級の医務技監のほうに回るはず」との声も聞かれる。

 旧厚生省出身者で、次の事務次官候補の本命と言えば、保険局長に留任となった濵谷浩樹氏だ。

 早ければ1年以内に、迫井氏、濵谷氏が事務次官の座を争っていることになるのだろうか。

■ 中医協の速記録(非公式)をご希望の方は、こちらのページをご覧ください。

速記録のページへ .

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 霞が関1丁目_2023年5月10日

    大幅引き上げ

  2. 大手町_2020年11月10日

    薬価の官報告示

  3. 東京駅八重洲口_2023年10月11日

    大幅なプラス改定

  4. 歌舞伎座の夜_2022年5月1日

    「松本会長」と横倉前会長

  5. 財務省前_2023年6月1日

    自民厚労族などの意見

  6. 日医・松本会長が出馬表明

    日医・松本会長が出馬表明

  7. 福徳神社前_2023年10月17日

    与党は「加藤・田村体制」

  8. 平川門_2021年7月20日

    自見氏再選

議事録のページ総合
総会議事録のページ
材料専門部会議事録のページ
■ 議事録のページ【小委・分科会】

第590回中医協総会(2024年6月12日)【速記録】

第590回中医協総会(2024年6月12日)【速記録】

第70回中医協・改定結果検証部会(2024年6月12日)【速記録】

第70回中医協・改定結果検証部会(2024年6月12日)【速記録】

第589回中医協総会(2024年5月15日)【速記録】

第589回中医協総会(2024年5月15日)【速記録】
PAGE TOP