医療用保湿剤の発言ゼロ、短冊3回目の議論もなし


 和やかな雰囲気だった。「なんか一言ぐらい、言えばいいのにね」 記者の間から、こんな声が漏れた。前回は医療用保湿剤などをめぐって緊迫した空気に包まれたが、今回は一転して、しゃんしゃん。開始からわずか18分で閉会となった。医療用保湿剤の発言も短冊3回目の議論もなかった。(新井裕充)

 厚生労働省は2月5日の中医協総会に、前回と同じ内容の附帯意見案を示し、了承された。前回1月31日の総会では、医療用保湿剤などに関する記載を支払側委員が要望したため、附帯意見案が「会長預かり」になっていた。

 この日の会合で、厚労省保険局医療課の森光敬子課長は「現在、医療保険部会等でこれから議論が始まる、また進んでいる。OTC薬等の検討についても始まる状況」とした上で、「附帯意見の中には含めずに修正はしない」と述べた。支払側委員の発言はなかった。

 また、この日の議題には「個別改定項目(その3)について」が挙がったが、資料は前回と同じで、短冊3回目の議論はなかった。超音波検査の所見の記録について前回会合で専門委員から指摘があったので、これに答えただけで終わった。

 詳しくは、以下のPDFを参照。附帯意見案に関する説明は、34~35ページをご覧いただきたい。

【抜粋P29以降】第450回中医協総会(2020年2月5日)【議事録】
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2020年2月5日の中医協総会【議事録】 .
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