第126回中医協・材料専門部会(2023年12月20日)【速記録】


2023年12月20日の材料部会

 令和6年度保険医療材料制度改革の骨子(案)を了承しました。

 1.薬価部会(9:15~9:29)
 2.材料部会(9:32~9:50)
 3.総  会(10:00~11:58)

 薬価部会と同様、スケジュールどおりに着地しました。

スケジュール20231117資料

 チャレンジ申請の見直しについて支払側の茂松茂人委員(日本医師会副会長)は「保険適用時点から1年を超えない期間であればチャレンジ権の取得に関わる申請を行うことができるということで、今回、収載の際には示されていなかった有用性について評価される機会を拡充し、イノベーションの評価にもつながる」と述べ、骨子案を了承しました。

 支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)も「骨子案に異論はない」とした上で、「今回、プログラム医療機器の取扱いに関する考え方が整理されたことが大きな前進」と評価しました。

 最後に2人の専門委員が謝意を示した上で今後の課題や要望を述べました。守田恭彦専門委員(ニプロ株式会社執行役員)は「全国あまねく同等・同質の医療を提供する本邦の国民皆保険制度を維持する観点から、また、災害、パンデミックなどの備えるという観点からも、一部の基礎的な医療機器について価格の下支えや、医療機関で安定的に使用し続けられる仕組みの整備を行うことについて、今後、業界などから基礎的医療機器の提案があった場合には、ご検討をいただきたい」と求めました。

 前田桂専門委員(日本メドトロニック株式会社クラニアル&スパイナルテクノロジーズバイスプレジデント)は「臨床的な有効性が既存品と同等以上であって費用を削減するような医療機器に対する評価」を挙げ、「医療機器業界が有効性を犠牲にせずに医療費を削減する、このような医療機器開発にさらに活発に進めるようなインセンティブとなり、結果として、さらに良い医療が国民に提供できるようになる、そんな機会として与えられたのではないか」と述べました。

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下記ファイルは、2023年12月20日(水)に都内で開催され、YouTube でライブ配信された第126回中央社会保険医療協議会(中医協)保険医療材料専門部会の速記録(非公式)です。弊社が独自に作成したものですので、厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。

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