入院(地ケア・回リハ)と働き方改革です。新薬収載では、ウゴービについて両側から発言がありました。
1.合同部会(8:30~8:42)
2.総 会(9:00~12:42)
合同部会の審議時間は約10分。レケンビ(レカネマブ)の対応案がまとまり、続く総会でも承認されました。
総会は「入院(その3)」と「働き方改革(その2)」で3時間。休憩をはさんで、新薬収載ほか定例モノで約40分です。
【議 題】
1.高額医薬品に対する対応(とりまとめ)について
2.入院(その3)について
3.働き方改革(その2)について
<休 憩>
4.医薬品の新規薬価収載について
5.最適使用推進ガイドラインについて
6.費用対効果評価の結果を踏まえた薬価の見直しについて
7.DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応について
8.在宅自己注射について
入院(その3)は先週11月10日(金)に予定されていましたが、かかりつけ医の議論で盛り上がり(?)、時間不足で今回に延期されました。その際、小塩会長が「重量級ですので」とつぶやいたとおり、大量の資料と論点です。
質疑はいつものように診療側から支払側という流れですが、改定前の議論ですので診療側の反論が入ります。(=長引きます)
地域包括ケア病棟が次期改定でどうなるのか、ほぼ見えていると思います。支払側代表の松本発言をチェックしておけばよろしいかと。
続く働き方改革の議論も長かった。同様の流れで、診療側 → 支払側、そして反論です。ここも松本発言をチェックしておけばよろしいかと。
ようやく働き方改革が終わったのが正午すぎ。休憩後はサクサク進むかと思いましたが、ウゴービで発言がありました。
ところで、表紙の写真は松本委員の発言に小塩会長がウケている場面です。松本委員はこう言いました。
最初に総論といたしまして働き方改革につきましては、医療機関の積極的なマネジメントでまず対応するものと考えております。そうした観点で見ますと、資料の13ページの結果がございまけども、そうしたものを積極的に進める立場にある院長・副院長が、多くの方が現状のままでいいという回答結果については非常に残念と言わざるを得ません。
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2023年11月15日(水)に都内で開催され、YouTube でライブ配信された中医協総会(第564回)の速記録(非公式)です。弊社が独自に作成したものですので、厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
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