2023年６月14日（水）に都内で開催され、YouTube でライブ配信された
中医協総会（第546回）の速記録（非公式）です。
弊社が独自に作成したものですので、
厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。

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総会のみ約２時間の開催です。
今回の主なテーマは「働き方改革の推進」です。

議題は下記２～６までの５項目ですが、
速記録の目次では、議事の流れがわかるように７項目としています。

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【主な内容】

　１．オンライン資格確認における資格情報の誤登録
　２．先進医療会議及び患者申出療養評価会議からの報告
　３．最適使用推進ガイドライン
　４．費用対効果評価専門組織からの報告
　５．令和６年度の同時報酬改定に向けた意見交換会における主な意見
　６．働き方改革の推進（その１）
　７．秋山美紀委員の退任挨拶

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冒頭、マイナ保険証のトラブルについて保険者代表らの発言がありました。

続いて２～４は質疑での発言なく進み、
５では、意見交換会での主な発言が紹介されました。
質疑で両側から発言がありましたが議論に発展せず、
簡単なコメントで終わりました。

６の「働き方改革」は資料説明が約20分、質疑が約１時間でした。

この議論に使用した資料「総－５」は表紙を含めて97ページ。
非常に大部な内容ですのでポイントを絞りにくいと思います。
そこで、お勧めしたいのが32ページです。
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表の一番下「Ｒ６年度」がどうなるか、
と予想しながら中身をチェックすればいいと思います。

平成20年度改定から前回改定までの対応について下記の三本柱で整理されています。
今後の対応に関する資料も同様の構成になっています。
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　１） 医師の働き方改革に対する評価
　２） タスクシフト、タスクシェアに対する評価
　３） 医療従事者の負担軽減等に対する評価
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このうち、１）については、次の４項目を挙げています。
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　① 地域医療体制確保加算
　② 勤務環境に特に配慮を要する領域への対応
　③ 働き方改革に係る環境整備等の推進
　④ 多様な勤務形態の推進
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質疑での発言をザックリまとめますと、
診療側は、施設基準の緩和など要望事項を中心に述べ、
支払側は、これまでの対応が功を奏していないという苦言で、
「地域医療体制確保加算」が槍玉に上がった印象です。

全ての議事を終えて、
最後に公益委員の秋山美紀氏（慶大教授）が退任挨拶をして
閉会となりました。

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