論点整理(案)が出ました。
1.材料部会(8:30~9:36)
2.薬価部会(9:41~10:20)
3.基本小委(10:23~10:33)
4.総 会(10:43~12:42)
資料のタイトルは「令和6年度薬価改定について ⑬」となっています。大詰めを迎えました。
冒頭の「基本的考え方」は、「社会保障審議会医療保険部会で示した」としています。
9月29日の医療保険部会では、「報告事項」として骨太方針2023の抜粋が示されました。長期収載品の一部を患者負担にすることで財源の見通しをつけて、10月18日に「新薬」について方向性を示したという流れになります。
9月29日の医療保険部会での提示は突然でした。同部会は診療報酬改定の基本方針がメインでしたので、薬事系の業界記者さんはノーマークだったようです。「薬剤自己負担」の文字は議題に出ていません。「録音ある?」と複数から頼まれたことを思い出します。
制度改革の方向性は、「イノベーション推進と安定供給確保に向けたビジネスモデルの転換」としています。資料の構成は、1.イノベーションの適切な評価 2.安定供給の確保のための対応 3.その他の課題──の三本柱です。
厚労省担当者の説明は次のとおり。
質疑は、いつものように診療側から支払側、最後に専門委員です。藤原尚也専門委員(中外製薬参与・渉外調査担当)は委員就任後、初となる発言。「グローバルに対して日本は適切にイノベーションを評価するという強いメッセージを発信する」と期待を込めました。
下記のファイルは、2023年11月29日(水)に都内で開催され、YouTubeでライブ配信された第218回中央社会保険医療協議会(中医協)薬価専門部会の速記録(非公式)です。弊社が独自に作成したものですので、厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
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