日本の救急医療は「たらい回し」か ── 第428回中医協総会(2019年10月25日)【議事録】

 日本の救急医療は「たらい回し」なのだろうか。いや、「たらい回し」なんて言葉を使ってはいけない。「受入困難」と言わなければいけない。救急医療の現場が疲弊しているので、受け入れたくても拒否せざるを得ない切実な状況がある。そこで勤務医の負担軽減を図るため、診療報酬で救急医療を支援していく。というのが厚生労働省のスタンスだったはずだが、ちょっと考え方が変わってきたのだろうか。(新井裕充)