第190回中医協・薬価専門部会(2022年11月9日)【速記録】


2022年11月9日の薬価専門部会

2022年11月9日(水)にオンライン開催され、YouTubeでライブ配信された
中医協・薬価専門部会(第190回)の速記録(非公式)です。
弊社が独自に作成したものですので、
厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。

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今回は薬価専門部会と総会が開かれました。
薬価専門部会では関連する検討会の報告と質疑。
総会は医療機器の保険適用など定例モノが並びました。

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1.薬価専門部会 10:00 ~ 10:38
2.総会 10:40 ~ 11:24
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薬価専門部会は、前回の業界ヒアリングの続きではなく、
医政局が開催する有識者検討会での主な意見や論点が示されました。

委員の関心は、この検討会と中医協の関係でしょうか。
厚労省の安藤公一課長はこのように述べました。
「令和5年度改定に向けて、検討会において
何らかの取りまとめを行うことは特に考えてございません」

その上で、「現下の物価高騰、為替影響を踏まえた
短期的な対応が必要ではないかという趣旨のご意見は
複数人の委員から出されている」と伝えました。

支払側委員からも
「物価高騰による製造コストの上昇などについては、
やはり何らかのかたちで短期的な財政措置なりをする必要がある」
との意見が出ました。

こうした議論を踏まえ、2人の専門委員が発言して閉会しました。
赤名正臣専門委員(エーザイ株式会社常務執行役)は
「仮に令和5年度の薬価改定を実施する場合でも、
物価高騰の影響を踏まえて改定率の緩和、
もしくはイノベーション推進、安定供給の確保から、
新薬創出等加算品目、基礎的医薬品などを、
例えば改定の対象から除外するなどの措置を検討すべき」とし、
適用するルールについては、
「市場実勢価格に基づき行うもの、および実勢価格改定と連動して、
その影響を補正するものに限定されるべきではないか。
新薬創出等加算の累積額の控除もしくは長期収載品の特例引下げ、
Z2、G1、G2などは実施しないことが極めて妥当」と主張しました。

■同検討会についてはこちらもご覧ください。

 http://chuikyo.news/20221001-yakka/

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