2021年3月24日(水)に開催された中医協・改定結果検証部会の議事録(非公式)です。ダウンロードは下のボタンをクリックしてください。会員限定 です。
皆さまご存知のように、今回の調査結果が秋以降の改定議論で使用されます。
個別項目の審議で出されるスライドで、カラーになって再び登場します。
例えば、在宅医療はこちらのPDFを参照
→ https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000598347.pdf
今回の検証部会では、大量の資料の中から厚労省の担当者がピックアップして説明しました。
そのため、今回説明のあった箇所は次期改定で要件の見直しなど、何らかの変更がなされる可能性が高い項目となります。
例えば、次のようなコメントに注目です。
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この調査では、看護職員の負担軽減策として実施している取組について、
「看護補助者との業務分担」などが多く実施されていました。
→ 議事録P77
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病棟薬剤業務実施加算のための届出のために行った対応で、最も多かったものは
「薬剤部門の人員配置・勤務体制の見直しを行った」で約60%でした。
届出をしていない理由では、「薬剤師の人数が不足しており病棟専任薬剤師による病棟業務の実施時間が週20時間に満たないため」が86%で最も多く見られました。
→ 議事録P79
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フォーミュラリーの作成状況についてお尋ねしたもので、「定めている」が6.1%、「今は定めていないが、予定がある」が13.4%、「定めていない」が76.4%。
薬剤の種類別に見ると、プロトンポンプ阻害薬(PPI)経口薬が最も多いという結果でした。
→ 議事録P89
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こんな感じで、ちょっと先読みするには良い素材だと思います。
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