令和2(2020)年度診療報酬改定を答申、「重要な改定」と小島政務官

第451回中医協総会(2020年2月7日)

 厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で、令和2(2020)年度診療報酬改定の答申案をまとめ、田辺国昭会長(東大大学院教授)が小島敏文政務官に答申書を手渡した。答申を受け、小島政務官は「重要な改定」との認識を示し、田辺会長は「地域医療構想に寄り添うとともに、より安定的な運用を可能とするもの」と評価した。(新井裕充)

 会合では、厚労省保険局医療課の森光敬子課長が答申書の内容を説明。「個別改定項目」(いわゆる短冊)については、「答申書には含まれないが、前回までの議論を踏まえ、公益裁定で決定した重症度、医療・看護必要度の割合や具体的な点数などを追加し、誤字等の修正を行っている」と伝えた。
.
20200207_中医協総会

 これを受け、支払側を代表して幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は「急性期一般入院料1の重症度、医療・看護必要度の該当患者割合の基準値が厳格化されたことは、さらなる医療機能の分化・強化・連携の推進に資する見直しの第一歩であったと評価したい」と述べた。

 続いて診療側を代表して松本吉郎委員(日本医師会常任理事)は「特定機能病院での回復期リハビリテーション病棟の扱いや、400床以上の大病院における地域包括ケア病棟などが鮮明なかたちで線が引かれ、大病院は急性期医療をしっかり対応していただくというメッセージが明確に打ち出された」との認識を示した。

 詳しくは、以下のPDFを参照。田辺会長の締めくくり発言は20ページ以降をご覧いただきたい。

【抜粋P10以降】第451回中医協総会(2020年2月7日)【議事録】
.
2020年2月7日の中医協総会【議事録】 .
.

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)_2019年6月26日の中医協総会

    「支払側の意見を軽視することがあれば重大な問題」 健保連理事の幸野氏が激しく抗議

  2. 吉川久美子委員(日本看護協会常任理事)_20191025中医協総会

    日本の救急医療は「たらい回し」か ── 第428回中医協総会(2019年10月25日)【議事録】

  3. 2020年10月28日の中医協総会(オンライン開催)

    日本看護協会のこだわり

  4. 猪口雄二委員(全日本病院協会会長)_20190717中医協総会

    理学療法士の多い訪問看護ステーションに集中砲火、「野放し状態」との声も

  5. 吉川久美子委員(日本看護協会常任理事)_20191120中医協総会

    「認知症の専門看護師の配置に対する評価を」── 日看協の吉川氏、11月20日の中医協総会で

  6. 医療機関等を取り巻く状況

    第615回中医協総会(2025年8月27日)

  7. 2025年2月19日の総会

    第604回中医協総会(2025年2月19日)

  8. 秋山美紀委員(慶應義塾大学環境情報学部教授)_20190626中医協総会

    「国民のよりよい意思決定につながるよう力を尽くす」 慶大教授の秋山氏が公益委員に就任

議事録のページ総合
総会議事録のページ
材料専門部会議事録のページ
■ 議事録のページ【小委・分科会】

第650回中医協総会(2026年5月13日)【速記録】

第650回中医協総会(2026年5月13日)【速記録】

第77回中医協・費用対効果部会(2026年5月13日)【速記録】

第77回中医協・費用対効果部会(2026年5月13日)【速記録】

第63回中医協・調査実施小委員会(2026年4月8日)【速記録】

第63回中医協・調査実施小委員会(2026年4月8日)【速記録】
PAGE TOP