次期薬価制度改革に向けて基礎的医薬品について議論した11月8日の中医協・薬価専門部会で、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は「長期収載品と後発医薬品の同じものが基礎的医薬品に収載されていて両方とも25年以上経っている」と指摘した上で、「長期収載品の存在価値っていうのは何なのか」と語気を強めた。(新井裕充)
これに対し、上出厚志専門委員(アステラス製薬上席執行役員渉外部長)は「基礎的医薬品というのは、もう既に長期収載品、後発医薬品といった概念のない世界と理解している。基礎的医薬品になったら、そういった区別はないのが現在の制度と理解している」とコメントした。
※ 基礎的医薬品への対応の在り方について、
田宮薬剤管理官の説明は → こちらのPDFを参照。
質疑の模様は → こちらのPDFを参照。
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